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印刷(いんさつ)とは

印刷いんさつ)とは、インク等により、紙などの媒体に文字や絵、写真などの複製をつくることを指す。

現代では二次元の媒体に限らず、車体など三次元の曲面に直接印刷する技術も多数開発されており、印刷がカバーする範囲は極めて広くなっている。

目次

  • 1 歴史
  • 2 Press と Print
  • 3 版式による分類
    • 3.1 凸版
    • 3.2 平版
    • 3.3 凹版
    • 3.4 孔版
  • 4 主要印刷会社
  • 5 主要印刷機械メーカー
  • 6 関連用語
  • 7 印刷業界団体・外部サイト

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歴史

東アジアでは、2世紀ごろ中国で紙が発明され、7世紀ごろには木版印刷が行なわれていたといわれ、また11世紀には陶器による活字を使った印刷が行なわれていた。金属活字による印刷は13~14世紀の朝鮮(高麗)にあらわれている。現存する印刷物で年代が判明しているものとしては、日本の百万塔陀羅尼がある。

ヨーロッパでは、1450年頃のヨハン・グーテンベルクによる活版印刷技術の発明で、印刷が急速に広まった。

欧米においては活版による文字、凹版による絵画の印刷が行われ、日本では木版による凸版印刷が広まった。

その後、写真の技術と写真植字、オフセット印刷が発明・改良されることによって紙に印刷する場合の多くはオフセット印刷されるようになる。

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Press と Print

 パソコンなどのプリンタからの「プリントアウト」と、印刷会社にあるような印刷機による「印刷」は、まったく別のものとも言われるが、ともに「印刷」と訳される。後者はプレスと呼んで区別されるが、これは印刷機が刷版を用紙に対して圧力をかけて(=プレス)画線部を印字するためである。

 このプレス機構はそもそも近代的な印刷の初発的段階から存在し、グーテンベルクがブドウ絞り器から着想を得て開発したものと言われる。大量印刷(すなわちマスメディア)と「プレス」はその後不可分に結びつき、報道のことをプレスとも言うようになった。

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版式による分類

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凸版

版の凹凸を利用する印刷法の一つで、非画線部を凹、画線部を凸にして凸部にインクをつけ、紙に転写する方式。

活版印刷(活字や写真凸版・線画凸版、罫線などを組み合わせて版とする)はこの版式である。活版は廃れたが、ゴムや樹脂の凸版を用いる印刷が広く行われている。印刷時での圧力により紙に凹凸が出来ることがある。また、印刷された文字にマージナルゾーンが見られるなどの特徴がある。

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平版

平らな版の上に化学的にインクの付く部分と付かない部分を作り出し、インクを画線部に乗せて、紙に転写する方式。実際にはゴム胴などで中間転写される。

現代日本の出版物は、多くが平版印刷で刷られている。凸版や凹版と違い、刷版が反転していないので間違いなどを見つけやすい。また高速、大量の印刷に適している。日本において平版印刷が普及した理由として写真植字があげられる。写真植字による版下作成はその後工程として製版フィルム化(集版)が不可欠であり、この工程を経る限り平版印刷が最適であるからである。カラー印刷は殆どすべてこの方式である。 一般的にはオフセット印刷と同義で理解されているが、オフセットとは紙と版が直接触れないという意味であり、凸版のオフセットなどもあり、平版印刷と言うのが正しい。

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凹版

版の凹凸を利用する印刷法の一つで、非画線部である凸部のインクを掻き取り凹部に付いたインクを紙に転写する方式。

グラビア版は、ほかの印刷方法が錯覚を利用して濃淡を表現しているのに対し、凹部分の深さの違いによるインクの量の増減による濃淡の変化が可能であり写真などの再現性に優れ、多用されたことから、写真ページのことがグラビアと呼ばれるようになった。刷版は耐久性があり、大量の印刷に向いている。切手等において単色での印刷の場合、凹版印刷がされる場合が多い。

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孔版

版(油紙など)に微細な孔を多数開け、圧力によってそこを通過したインクを紙などに転写する方式。

手軽な設備で実現できる。身近な代表例は理想科学工業のプリントゴッコやリソグラフ。複製絵画に使用されるシルクスクリーンや、ガリ版も孔版の一種。文字や画像の印刷に限らず、物体表面に各種の機能性材料の皮膜を形成する技術として広く用いられている。一例では、カラーブラウン管のシャドーマスクや液晶表示装置のカラーフィルターといった部品が、印刷技術を用いて製造されている。

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主要印刷会社

  • 国立印刷局
  • 大日本印刷
  • 凸版印刷
  • 共同印刷
  • 図書印刷
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主要印刷機械メーカー

  • 小森コーポレーション
  • 東京機械製作所
  • 三菱重工業
  • 篠原鐵工所
  • ハイデルベルグ・ジャパン
  • ハマダ印刷機械
  • 桜井グラフィックシステムズ
  • ミヤコシ
  • 太陽機械製作所
  • リョービ
  • 浮田工業
  • ミューラマリティーニ
  • アキヤマ印刷機
  • コモリシャンポン
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関連用語

  • 組版
    • 活版
      • 文選
      • ゲラ刷り
      • 紙型
      • 本木昌造
      • ウィリアム・ガンブル
      • マージナルゾーン
      • 誤植
    • 写植
    • 電算写植
    • DTP
      • DTPソフト
        • Adobe Photoshop
        • Adobe Illustrator
        • Quark XPress
        • Adobe InDesign
    • フォント
      • TrueTypeフォント
      • PSフォントとATMフォント
      • OpenTypeフォント
  • 製版
    • 写真製版
    • 色分解
    • 網点
    • セッター(タイプセッター、イメージセッター)
    • CTP
    • プロセスカラー
    • カラーチップ
  • 校正刷り
    • 色校正
    • 青焼き
    • ファインチェッカー(簡易校正、ケミカル校正)
    • ストリップ修正
    • DDCP
    • カラーマネージメントシステム(CMS)
  • 印刷機
    • 輪転印刷機
    • 平台印刷機(オフセット印刷機)
    • オンデマンド印刷機
  • 製本・紙工・加工
  • 42行聖書
  • 版画
  • 浮世絵
  • タチキリ
  • 約物
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印刷業界団体・外部サイト

  • 社団法人日本印刷産業連合会
  • 全日本印刷工業組合連合会
  • 社団法人日本印刷技術協会
  • 東京都印刷工業組合
  • 社団法人東京グラフィックサービス工業会
  • 社団法人日本印刷産業機械工業会
  • 印刷インキ工業連合会