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灘中学校・高等学校

灘中学校・高等学校(なだちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県神戸市東灘区にある私立の中高一貫制男子校である。

1928年開校。設置者は学校法人灘育英会。校舎のうち、事務棟として現在も使用中の本館は国の登録有形文化財に登録されている。

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目次 [非表示]
1 所在地
2 沿革
2.1 歴代校長
3 校風
3.1 部活動
4 進路
4.1 入学試験
4.2 大学進学
5 出身者
5.1 政治
5.2 官界
5.3 実業
5.4 学者
5.5 法曹
5.6 文学
5.7 マスコミ・評論
5.8 スポーツ・文化・芸能
5.9 その他
6 参考・東京大学合格者数(1985~2005年)
7 提携校
8 関連項目
9 蛇足
10 外部リンク


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所在地
兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号
JR住吉駅下車、東へ徒歩約10分
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沿革
灘地方で酒造業を営む、嘉納治郎右衛門(菊正宗)、嘉納治兵衛(白鶴)、山邑太左衛門(櫻正宗)によって設立された。同様に酒造業者が設立した学校として甲陽学院がある。設立にあたっては白鶴嘉納家の縁戚で、東京高等師範学校(東京高師)校長を務め講道館柔道の創始者でもある嘉納治五郎が顧問として参画し、嘉納治五郎が柔道の精神として唱えた「精力善用」「自他共栄」が校是となった。初代校長は、東京高師の数物化学科を卒業後各地で教職を歴任していた眞田範衞が嘉納治五郎からの要請で就任。眞田は灘校の「教育の方針」を定め、自ら校歌・生徒歌も作詞した。1927年10月24日に設置認可を受け、この日を創立記念日とする。その翌年に開校。

戦後から昭和40年代にかけて徐々に東京大学への進学校として台頭してきた。1968年度東大入試においてそれまでトップの座に君臨してきた東京の日比谷高校を抜き去り、私学では初めて単独での東大合格者数首位の座を摑む。以来、東大合格者数トップ校の一角を占める学校として知られる。

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歴代校長
初代 眞田範衞 - 京都府立亀岡高等女学校校長から招聘
2代 清水実
3代 梶和三郎 - 兵庫県立星陵高等学校校長から招聘 
4代 勝山正躬 - 教頭から昇格、退任後は名誉校長
5代 長谷川敏 - 旧制灘中学校卒業生
6代 吉田泰三 - 旧制灘中学校卒業生
7代 河合善造 - 新制灘高等学校卒業生
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校風
制服の着用義務がないほか、明文化された校則を有せず、風紀について大部分を生徒の良識に委ねるなど、自由な校風を特徴とする。また、設立の経緯から、現在でも中学校では柔道が全員必修になっている。毎年6月に甲南中学校・高等学校と灘・甲南定期親善試合を催している。いじめやしごき等とは無縁である事は有名である。

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部活動
部活動も盛んで、運動部・文化部を合わせた数は日本一と言われている。

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進路
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入学試験
昭和50年代以降、入学難易度は非常に高い。 中学校・高等学校としての難易度(受験予備校等の発表する偏差値に拠る)は、それぞれ最上位群に位置する。 入試では特に算数・数学の難易度が非常に高く、理科も物理・化学分野の計算問題が中心を占めるなど、単なる暗記では到底対処できない出題がなされている。 入学試験結果:2005年度灘中学校入学者181人、灘高等学校入学者36人

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大学進学
現在、日本国内トップクラスの進学校であり、毎年東京大学のみならず京都大学・大阪大学に多数の合格者を出し、私立大学では慶應義塾大学医学部の合格者が多い。

なお、いわゆる進学校と呼ばれる学校の進学実績の比較では、メディアの大半が東京に本拠を置くせいか、あいかわらず東京大学の合格者数のみが注目される傾向にあるが、この学校の特徴として、 京阪神地区の医師の子弟が多いこともあり、東京大学理科三類(医学部医学科進学コース)以外の東京大学各類よりも入試難易度が高いことで知られる国立大学上位校の医学部への進学実績が非常に高い。 東大医学部や京大医学部の合格者の4分の1以上が灘高生によって占められることもある(しかも現役合格の割合が異常に高い)。 理系志向、特に医学部志向が強いこと、東京大学という「名」を取るよりも、行きたい学部に行くという「実」を取る傾向が強いこと、また、現役生がほとんど私立大学を受験せず、国立大学志向が強いことを特徴とする。

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出身者
近年ノーベル賞受賞者を出した(野依良治)。

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政治
鈴木寛 - 参議院議員(民主党)
辻泰弘 - 参議院議員(民主党)
豊田潤多郎 - 衆議院議員(新生党、新進党)、自由党京都府連会長
西田猛 - 衆議院議員(自民党、2006年没)
西村康稔 - 衆議院議員(自民党)
原亮介 - 兵庫県議会議長、自民党県議団幹事長
平林鴻三 - 衆議院議員(自民党)、郵政大臣、鳥取県知事
福井照 - 衆議院議員(自民党)
盛山正仁 - 衆議院議員(自民党)
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官界
浅野賢澄 - 郵政省貯金局長、官房長、電波監理局長、郵政事務次官、フジテレビジョン社長、同会長 (1997年逝去)
大森政輔 - 内閣法制局長官、国家公安委員会委員
久保卓也 - 警察庁交通局長、防衛庁防衛局長、防衛施設庁長官、防衛事務次官、国防会議事務局長 (故人)
三井康有 - 防衛庁人事局長、官房長、内閣官房内閣安全保障室長
杉山蕃 - 航空自衛隊航空総隊司令官、航空幕僚長、統合幕僚会議議長
内田富夫 - シリア駐在、スウェーデン駐在 各特命全権大使、財団法人日韓文化交流基金理事長
肥塚隆 - トロント駐在総領事、ホンジュラス駐在特命全権大使
鷲見良彦 - 世界銀行アジア太平洋地域エネルギー局長、コスタリカ駐在特命全権大使
別所浩郎 - 内閣総理大臣秘書官(外務省枠)
合田宏四郎 - 通商産業省関東通産局長、(中退、姫路西高へ)
林良造 - 通商産業省生活産業局長、経済産業省官房長、経済産業政策局長、東京大学公共政策大学院教授
藤井威 - 経済企画庁官房長、大蔵省理財局長、内閣官房内閣内政審議室長、スウェーデン駐在特命全権大使、地域振興整備公団総裁
奥村裕一 - 通商産業省通商政策局総務課長、大臣官房審議官(開発協力担当)、資源エネルギー庁公益事業部長、大臣官房総務審議官、貿易局長、経済産業省貿易経済協力局長
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実業
江崎勝久 - 江崎グリコ社長(創業者江崎利一の孫)
長部文治郎 - 大関酒造社長、同会長
柏木斉 - リクルート社長
駒村秀雄 - RFラジオ日本社長、同会長 (故人)
武田崇元 - 八幡書店創業者・社長(80年代オカルト業界のカリスマ。オカルト雑誌『ムー』にも創刊当初から顧問として参画、「私はオウムという毒草のタネをまいたわけではないが、それが成長する過程で丹精し、華咲くまでに導いた一人には違いない」と自認)
野村明雄 - 大阪ガス社長、同会長、大阪商工会議所会頭
八馬望 - 多聞酒造社長、同会長
藤井清孝 - 日本ケイデンス・デザイン・システムズ社長、SAPジャパン社長
松下正幸 - 松下電器産業副会長(創業者松下幸之助の孫)
松田基 - 両備バス社長、同会長、岡山電気軌道社長、両備グループ代表、夢二郷土美術館初代館長 (故人)
丸木強 - 株式会社M&Aコンサルティング社長
水田廣行 - りそな銀行副頭取、近畿大阪銀行社長
三好孝彦 - 日本製紙グループ本社社長、同会長
村上世彰 - 株式会社M&Aコンサルティング代表取締役。
山田邦雄 - ロート製薬社長
宮本雅史 - スクウェア創業者(ファイナルファンタジーを世に送り出す)
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学者
奥田央 - 経済学者(ロシア経済)、東京大学大学院経済学研究科教授
石川顕一 - 工学者、東京大学工学部助教授
一本松幹雄 - 若狭湾エネルギー研究センター主席客員研究員、著書「世界から見た灘高型受験教育」
江頭憲治郎 - 法学者(商法)、東京大学大学院法学政治学研究科教授
金井壽宏 - 経営学者、神戸大学大学院経営学研究科教授
坂本多加雄 - 政治学者(日本政治思想史)、学習院大学教授 (故人)
島並良 - 法学者(知的財産法)、神戸大学大学院法学研究科助教授
橘木俊詔 - 経済学者(労働経済学)、日本経済学会会長、京都大学教授
谷康平 - 社会医学者、社会医学環境衛生研究所所長
谷岡一郎 - 社会学者、大阪商業大学教授、学長
豊田長康 - 医学者(産科婦人科)、三重大学教授、学長
西本征央 - 薬理学者、慶應義塾大学医学部教授
野依良治 - 化学者、ノーベル化学賞、文化勲章、独立行政法人理化学研究所理事長、名古屋大学特任教授
畑瑞穂 - 法学者(民事訴訟法)、神戸大学大学院法学研究科教授
福田歓一 - 政治学者(政治学史)、明治学院大学学長、東京大学名誉教授
藤島実 - 工学者、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 助教授
松原隆一郎 - 経済学者、東京大学大学院総合文化研究科教授
森口親司 - 経済学者、帝塚山大学教授、大阪大学・京都大学名誉教授
山岸常人 - 建築史学者、元神戸芸術工科大学助教授、現京都大学助教授
横山明彦 - 工学者、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻 教授
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法曹
伊藤芳朗 - 弁護士
武井一浩 - 弁護士西村ときわ法律事務所パートナー
藤原精吾 - 日本弁護士連合会副会長、同人権擁護委員長
矢倉幸弘‐弁護士矢倉鉄工所次期社長にして、同社の顧問弁護士
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文学
遠藤周作 - 慶大卒、作家、芥川賞、文化勲章 (故人)
楠本憲吉 - 俳人
高橋源一郎 - 作家
中島らも - 大阪芸術大学卒、作家、ロックミュージシャン (故人)
渡邉一考 - 幻想文学研究家、装丁家、南柯書局主人
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マスコミ・評論
勝谷誠彦 - 早大一文卒、コラムニスト、写真家
日下公人 - 経済評論家、東京財団会長、多摩大学名誉教授
黒岩祐治 - フジテレビキャスター
新保信長 - フリーライター・エディター
竹信悦夫 - 朝日新聞記者。高橋源一郎や内田樹に影響を与え、都市伝説的知性の持ち主といわれた
船橋洋一 - ジャーナリスト、朝日新聞編集委員
松本和也 - アナウンサー、NHK「英語でしゃべらナイト」
野村明大 - 読売テレビアナウンサー
吉田たかよし - 評論家、執筆家、医師、日本健康教育振興協会理事長、元NHKアナウンサー、加藤紘一衆議院議員公設第一秘書
好村三郎 - ジャーナリスト、高校野球指導者、朝日新聞編集委員、東海大学体育学部教授、日本アマ野球規則委員会顧問、日米大学野球組織委員
和田秀樹 - 受験研究家、精神科医
大田良平 - 読売テレビアナウンサー
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スポーツ・文化・芸能
大久保怜 - 歌謡番組司会の草分け
後藤富美雄 - ピアニスト、聖徳大学教授
坂井秀至 - 囲碁棋士(関西棋院所属)、医師
程一彦 - 料理研究家
野村陽児 - 宝塚歌劇団指揮者
山田淳 - 登山家、世界7大陸最高峰登頂世界最年少記録保持
山田剛史 - ピアニスト
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その他
石川公一 - オウム真理教元幹部
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参考・東京大学合格者数(1985~2005年)
1985年・・・121人(2位)
1986年・・・122人(2位)
1987年・・・131人(2位)←東大・京大の併願が可能に
1988年・・・130人(2位)←   〃
1989年・・・102人(3位)
1990年・・・123人(2位)←センター試験導入
1991年・・・105人(2位)
1992年・・・105人(4位)
1993年・・・104人(3位)
1994年・・・100人(3位)
1995年・・・95人(5位)
1996年・・・104人(2位)
1997年・・・96人(3位)
1998年・・・92人(4位)
1999年・・・110人(2位)
2000年・・・101人(2位)
2001年・・・94人(3位)
2002年・・・94人(2位)
2003年・・・88人(4位)
2004年・・・89人(3位)
2005年・・・100人(3位)
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提携校
麻布中学校・高等学校
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関連項目
中学校
高等学校
兵庫県高等学校一覧
私服校の一覧
灘 (小惑星)
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蛇足
兵庫県内に灘中学校という名前の中学校がもう一つ存在する。 姫路市立灘中学校といい、県下有数の荒い祭りであるけんか祭りの地元である。 かつては、南淡町(現南あわじ市)立灘中学校も県内に存在した。淡路島最南端の中学校であった。

また山口県岩国市にも同名の岩国市立灘中学校がある。

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外部リンク
灘中学校・高等学校公式ウェブサイト
灘校生徒会