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武蔵中学校・高等学校

武蔵中学校・高等学校(むさしちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、私立の名門中高一貫校のひとつである。所在地は東京都練馬区豊玉上一丁目26番地で、西武池袋線江古田駅徒歩7分、西武有楽町線新桜台駅徒歩7分。都営大江戸線新江古田駅徒歩6分。 学校法人根津育英会によって経営されている。 東京都内に位置しながら中学・高校としては最大規模のキャンパスを誇り、緑も多い。また、構内をすすぎ川という名称の川が流れている。2007年にグラウンドを人工芝に切り替える予定。

目次 [非表示]
1 概要
2 出身者
2.1 政治家
2.2 法曹・財界・官界
2.3 学者
2.4 文学者
2.5 芸能人
2.6 マスコミ
2.7 武蔵に関係のある有名人、ドラマなど
3 外部リンク


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概要
私立ブームの起こる前、つまり都立全盛期より、筑駒などと共に、1990年代初頭までは最も東大に近い学校の一つとして広く知られ、長らく東大合格率1位の座を争っていた。しかし、中学受験が大衆化・ビジネス化し、大手進学塾による偏差値輪切り教育の浸透から、その独特の入試問題が敬遠され、入試難易度を落とし始めた。さらに、大学受験対策に特化した新興の進学校が台頭することに伴い、相対的な地位は低下していることが否定できない。

とはいえ、独特の校風に加えて、1学年が4クラスという小規模でありながら、緑豊かで広大なキャンパスも有する環境などに対する評価は不変であり、根強い人気を誇っている。その校風を反映してか、政財界に強い麻布と比べて、学界・官界に多くの卒業生を送り出している。1928年に作られた大講堂は、大隈講堂・日比谷公会堂などど同じ技師が建築したものである。

入試問題は創立当初から記述力・発想力を問う独特の形式で、一般的な入試問題とは一線を画している。応用問題のみで構成される算数、字数制限なしの論述問題が出題される国語、高いテーマ性を持った社会、「観察問題」の出る理科など、全ての科目が特徴的である。近年では武蔵の問題形式を参考にする学校も都立中高一貫校を中心に増えてきており、中学受験を牽引する存在であると言える。

本校の由来は、1922年、武蔵高等学校(旧制7年制高等学校)として創立されたのがはじまりである。創立者は*根津嘉一郎である。東京高等学校と並んで、日本最初の七年制高校であった。また、日本で最初の私立高等学校でもあった。

七年制高校とは、年代で言うと現在の中学生から、大学1・2年生に相当し、現在の中高一貫制度の元となったものである。後に七年制高校としては府立高等学校も設立され、七年制高校は、当時の一中-一高-帝大ラインに代わりうる新たなエリートラインとして台頭しつつある存在でもあった。したがって創立当初から、日本屈指の進学校であり、一学年八十人の少数精鋭でありながら、東大進学率で旧制第一高校、東京高校と首位の座を争った(但し無試験の法学部以外の学部進学が多かった)。一説によると、武蔵で留年しないことの方が東大現役進学よりも難しいと言われるほどハイレベルな教育が行われていたという。

もともとは東京高等学校という名称になる予定だったが、官立で東京高等学校を設立することが決定され、名称を譲渡して欲しいとの申し入れを受け、東京府の旧国名から「武蔵」と命名された。この東京高等学校は現在の東京大学教養学部の前身である。

1948年に新制高校(武蔵高等学校)が発足、1949年に新制中学(武蔵中学校)発足し、現在に至る。なお、武蔵野市にある東京都立武蔵高等学校とは無関係である。これは都立武蔵高の前身が「武蔵女学校」だったが戦後共学化し、同一名称になってしまっただけである。

また、1949年に開学した武蔵大学は同一法人である。しかし川を隔てて大学とキャンパスを共有しているにもかかわらず、武蔵高校から武蔵大学に進学する生徒はまず存在しない。すなわち、実質的に旧制高校を継承している存在であると言える。因みに、武蔵大学の学生は自らの学校を「付属大学」といって自嘲している。生徒を大人扱いし、制服がないことや、明確な校則はバイク通学禁止と下駄履き禁止のみであること。中学3年生から第二外国語を学べる所にもそれが表れている。英国のイートン校をはじめ、ドイツ・オーストリア・フランス・中国・韓国の各校と交換留学をしている。

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出身者
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政治家
有馬朗人 - 現武蔵学園長、文部大臣、東大総長、物理学者、俳人
永井道雄 - 文部大臣、東工大教授、朝日新聞論説委員、国際文化会館理事長
唐沢俊二郎 - 郵政相、自民党総務会長
斉藤斗志二 - 防衛庁長官 
鮫島宗明 - 前衆議院議員(民主党)、民主党「ネクストキャビネット」農林水産大臣
柴山昌彦 - 衆議院議員(自民党)、弁護士、自民党初の公募候補
田中直紀 - 参議院議員(自民党)、田中角栄の女婿
松本剛明 - 衆議院議員(民主党)、民主党政調会長
宮澤喜一 - 首相、蔵相、外相、官房長官、経企庁長官
宮沢弘  - 参議院議員、自治事務次官、広島県知事、法相
黒金泰美 - 官房長官
恒松制冶 - 島根県知事、独協大学教授
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法曹・財界・官界
服部邦雄 - ブリヂストン社長
佐波正一 - 東芝社長、佐波旦の息子
川崎誠一 - 三井信託銀行 社長
宮崎清文 - 総理府総務副長官
宮沢泰  - 西ドイツ大使、外務省欧亜局長
渡辺剛彰 - 弁護士、記憶術研究家、吟道家
根津嘉澄 - 東武鉄道社長
盛田昌夫 - ソニー・ミュージックエンタテーメント社長
西室泰三 - 東芝社長・会長、経団連副会長、東京証券取引所初代会長
河東哲夫 - 元ウズベキスタン大使
大塚和彦 - 通商産業省産業研究所次長、トーメン取締役、大塚久雄の子息
中嶋誠  - 経済産業省特許庁長官
吉野俊雄 - 日銀理事、森鴎外研究家
近藤道生 - 博報堂社長、元国税庁長官
生方泰二 - 石川島播磨社長
西川潔  - ネットエイジ社長
島田精一 - 日本ユニシス社長
川原正人 - NHK会長
森浩生  - 森ビル専務
反町雄彦 - 元LEC(司法試験予備校)の看板講師。現在は同社の顧問弁護士。
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学者
吉岡大二郎 - 理論物理学者、東京大学大学院総合文化研究科教授
梅沢浜夫 - 微生物化学者、東大名誉教授、文化勲章、学士院賞
太田博太郎 - 建築史学者、東大教授、武蔵学園長
北博正 - 衛生学者、陸軍軍医、東京医科歯科大学教授、日本体育大学学長
霜田光一 - 物理学者、東大教授、学士院賞
田辺脩 - 農芸化学者、宝酒造中央研究所長、グルコースイソメラーゼの製造法を発見して紫綬褒章
平井信義 - 小児精神医学者、大妻女子大教授
三井進午 - 農芸化学者、東大教授、日本農芸化学会名誉会長、学士院賞
岩澤健吉 - 数学者、プリンストン大学教授、岩澤理論
玉川安騎男 - 数学者、京都大学数理解析研究所教授、グロタンディーク予想
有木進 -数学者、京都大学数理解析研究所助教授、Hecke環のモジュラー表現と量子群の関係付け
玉河恒夫 - 数学者、イェール大学教授、玉河数、ジーゲル・玉河理論
小野孝 - 数学者、ジョンズ・ホプキンス大学教授、類体論への貢献
藤原一宏 -数学者、名古屋大学教授、レフシェッツ跡公式に関するドリーニュ予想の解決
宇澤達 -数学者、名古屋大学教授
武部尚志 -数学者、お茶の水女子大学助教授
田中愛治 - 政治学者、早稲田大学教授
島田聡一郎- 刑法学者、立教大学教授
碧海純一- 法哲学、東大教授
田中郁三- 科学者、東京工業大学元学長、元国立大学協会長、前武蔵学園理事長、文化功労者
水野忠恒 -租税法学者、一橋大学教授。新司法試験委員。租税法学会理事長。
武藤徹一郎- 癌研究者、東大教授、癌研究所有明病院院長
速水謙 - 数学者、国立情報学研究所教授
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文学者
大岡玲 - 芥川賞作家、大岡信の息子、「表層生活」には、水投げの話が、でてくる。
柴田翔 - 芥川賞作家、東京大学教授(ドイツ文学)
豊田有恒 - SF作家、島根県立大学総合政策学部教授
景山民夫 - 直木賞作家
月本裕 - 「坊っちゃん」文学賞大賞作家
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芸能人
ささきいさお - 俳優、歌手(『宇宙戦艦ヤマト』主題歌)
Hiroshi - ピアニスト
宮川一朗太 - 俳優
亀田誠治 - 音楽プロデューサー・ベーシスト(「東京事変」)
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マスコミ
高平哲郎 - 放送作家、編集者、演出家
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武蔵に関係のある有名人、ドラマなど
宮島清次郎 -根津育英会理事長、日清紡績会長
渡邉恒雄 -通称「ナベツネ」。武蔵に不合格。開成中学に進学した。
魔女の条件 -松嶋菜々子が主演。講堂が使用された。
オレンジ・デイズ -
三姉妹探偵団 -
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外部リンク
武蔵中学校・高等学校公式ウェブサイト
2005年度武蔵中学校・高等学校体育祭